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The beat goes on - わたしは生きてる。

フリーライターのブログ。二児の母。日常の中の非日常、「書きたい衝動」を仕舞う引き出しデス。

兼業とすきま時間 〜 子育てママの独立・フリーランスについて考える 1


経営していたフレンチレストランを閉めてようやく1年強がたった。

 

最後の方は、二人目を妊娠して現場に入れないので、副業もしていた。

店には入らず、昼に派遣で働く。店長と有能なアルバイトの二人で基本はまわしてもらっていた。

そのほかに、ライターとしての仕事も同時進行。吉祥寺を舞台にした音楽イベントの企画もしていた。

 

経営者であり、派遣OLであり、ライターであり、イベントオーガナイザーであり、母であったわけだ。

(今も会社は動かしているので全部一緒なんだが、飲食店という物理的な「場所」がなくなっただけで重荷は半減した)

 

どうやって生活しているの?どこに時間があるのと、よく聞かれる。聞かれた。

これらを両立するのは、そんなに大変なことじゃない。と思えるのは、とにかく全部をやりたいからだと思う。

その気持ちが強いと、すきま時間や、やる方法が見つかるものだ。

 

子供の面倒を見ながら、始終更新される売上速報を見ていた。

今日はダメだと思ったら、アルバイトに早上がりしてもらう指示を出す。たまたま店の近くにいて外の人通りがあるときは、チラシ配りの指示をする。

ライバル店や市場の動向チェック。メニューはもちろん、ウェブサイトも自分で作り、写真は一眼で自分で撮る。何でも自分でやった。

 

最初のころは毎日の売上や人数に一喜一憂しすぎていて、短期的な目線で色々試したりしていたが、開店して3年くらいたつと来店人数にヤキモキすることも少なくなり、心ここにあらずみたいなこともなくなった。

 

すきま時間。さらっと書いたが、子育てしながら何かを成し遂げるには、すきま時間の存在は偉大だ。

その積み重ねは、一月たてば大きな実となる。

すきま時間ができたらこれをやろう、と頭のなかを整理しておき、そのための準備をさらに細かいすきま時間(通勤電車の中や、寝る前の少しの時間)にしておく。

 

具体的には調べものが多い。調べる内容まで深掘りはしないが、答えがありそうなサイトをピックアップしてEVERNOTEにメモしておく。

これをしておくだけで、いざ時間が出来たときの作業効率が大幅にアップする。

 

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やりたいことがたくさんあるのは悪いことだと思わない。

1つの会社に属さず波乗りしながら人生を歩む自分にとって、悩んでいる時間がもったいなく、やりたいと思ったら既に始めているのが現実。

結果的に残るものが自分にとって大切なものだし、そのなかから色々な真実が見えてくるのだと思う。

 

風来坊的にやってきても、意外と押さえるところを押さえているのが自分のリアリストな部分だろう。TOEIC、経営知識、簿記知識、イベントノウハウ、文章、ジャズ、ワイン。B型が効を奏して広く掘ってきた。いつどれとどれが結実するかわからないけど、これが自分の得てきたもの。

 

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ようやく日本の会社も兼業を認めるところが少しずつ増え、政府も兼業を推し進めるという。

 

感覚的に、いろいろなことができないと潰しの効かない世の中になると感じてきたが、ようやく時代が追い付いてきた気もする。

副業禁止について、以前はそんなものかと思っていた。

今では企業がなぜ社員のオフタイムまでコントロールし、副業を禁じるのか理解に苦しむ。

個を個として認めてないだけではないのか。社員がさらに稼げる力をつけることは、頼もしいことではないの?

 

願わくば、もっと多くの人がスキルを磨く環境を得、独立して、自分なりの時間の使い方で毎日を過ごすことができればいいのにと実は思っている。

そういう人が増えたら、必然的に社会が変わり、日本が変わり、今、国の抱えている多くの問題が解決するように感じる。

特に子育て世代の女性たちが、出産する年齢までにそういった意識を持ってスキルを磨けたら一番良い。

でも、そうしてこなかった私も結果的にいま、フリーランスとして稼げているのだから、意識の問題かもしれない。

 

中小企業やベンチャーの文系ワークをフリーランスに外注するビジネスの動きがある。

マーケティングや人事、経理などの部門を会社で持たず、外注する。もしくは短期的に外注し、その後社内で引き継ぐ。

中小企業にとって、一つの部門を持たなくて良い、かつプロにその業務を担当してもらえるのはとてもありがたいはずで、とても面白い動きだと注目して見ているところだ。

 

〜 (次回に続く・次は私がフリーランスとして働きはじめたきっかけについて、書きます)

 


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